お花好きの人にとっては憧れの職業でもある花屋さん。小さい頃お花屋さんになりたい!と思ったことがある人も多いでしょう。

素敵な仕事というイメージがとても強いですが、実は大変な部分もあるんです。

ここでは花屋さんの仕事についてまとめてみましょう。

お花屋の1日の流れとは?

花屋さんの仕事は朝が早いです。夜が明けない早朝から始まる花市場で花を仕入れる業務からスタートします。

市場で仕入れた花は、そのまま持ち帰って水揚げ作業を行います。

この水揚げ作業とは、花の鮮度を長く維持するためには欠かせません。

茎を斜めに切りなおすことで水の吸い上げをよくする方法もあれば、切り口に熱を加えることで鮮度を保つ方法もあります。

水揚げの作業は、それぞれ花の種類によって異なるため、その花の種類に応じた方法を覚えておく必要があります。

また花の水換え、温度管理など随時行っていきます。

枯れている花があれば、見切りをして鮮度を保たなければなりません。花は生き物なので、思っている以上に取り扱いには経験と知識が必要です。

そのほか、接客対応、販売促進なども行わなければなりませんし、花束などのフラワーアレンジメントの注文が入っている場合にはそれも仕上げなければなりません。

実は重労働

お花屋さんは美しいイメージが強いですが、実はその仕事は重労働です。

水が入った花瓶や植木鉢は重たいですが、それらを運ばなければなりません。

また基本的に立ち仕事になりますし、配達などの業務もあるでしょう。

さらには水仕事が多いので、手荒れなどのトラブルも発生しやすいです。花に囲まれた美しい仕事ではあるものの、実は大変な苦労があることを忘れてはいけませんね。

花屋はやりがいのある仕事

重労働で大変な仕事ではあるものの、仕事はとてもやりがいがあります。

まず、花が好きな人にとって、美しい花に囲まれて仕事ができるということは非常に魅力的でしょう。

また、お花を買いに来る人は、自分のために買う人もいますが、多くは誰かのために花を買いにくる人が多いです。

お花屋さんでは花を買いにくるお客さんの喜ぶ顔を見ることができるのでやりがいを感じやすいでしょう。

満足そうなお客さんの顔を見れば、疲れも吹っ飛びますね。

どんな人が花屋に向いている?!

ではどんな人がお花屋さんで働くのに向いているのでしょうか?

まず、朝に強くて体力がある人がおすすめです。

仕事は朝がとても早いので、朝に弱い人には向いていません。また立ち仕事で重たい荷物も運ばなければならないので体力に自信がある方がよいでしょう。

さらにフラワーアレンジメントもしなければならないので、美的センスや色彩感覚に優れた人が向いているでしょう。

まとめ

お花屋さんの仕事は楽しそうに見えて、実は裏では苦労も多い仕事です。

花が好きでも、枯れた花は処分しなければならずつらい思いをする人もいるでしょう。

仕事内容や大変な面を考慮しても、花が好きな人にとっては素敵な職業と言えます。